玄米

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玄米ダイエットは有名ですね。白米のかわりに玄米を食べるダイエット方法です。

前回、グリセミック指数について話をしましたが、玄米はグリセミック指数の非常に少ない食べ物です。「玄米 グリセミック指数」で検索してみるとGI値表がたくさんヒットします。それらによると精白米が85前後なのに対して、玄米は55前後となっています。うーん、精白米のグリセミック指数が、前回「パンとごはんどちらがよいか」で言及した白ごはんのそれと違うのが謎なんですが、そのへんを調べるのは今後の課題として、玄米<精白米であるのは間違いないようです。数値的には玄米の腹持ちのよさは本物ということですね。

さらに、「低インシュリンダイエット」という考え方があります。グリセミック指数が低いということは、血糖値が上昇しにくいということです。これが前述の腹持ちのよさにつながるわけですが、同時に、インシュリンの分泌を抑えることにもつながります。インシュリンには血中の糖の消費を促進する働きと、消費されずに残った糖を脂肪細胞に蓄える働きがありますので、インシュリンの分泌を抑えることで、糖が脂肪細胞に蓄えられるのを阻止するというのが低インシュリンダイエットです。グリセミック指数の低い食物にはこういう効果もあるのですね。

 

さて、今回は、実際に自分で玄米を購入して食べ始めてみました。実は玄米初体験です。この2種類を購入してみました。

ホクレン 北海道産 玄米 ゆめぴりか 3kg 平成24年産

ホクレン 北海道産 玄米 ゆめぴりか 3kg 平成24年産

24年福井県産 減農薬コシヒカリ 玄米:5kg

24年福井県産 減農薬コシヒカリ 玄米:5kg

ネットで調べると、玄米は白米にくらべて固いので炊く前に数時間のつけおきが必要とあります。なるほど。というわけで、最初は2時間のつけおきをしてから炊いていたのですが、だんだん面倒になってきて、ある日つけおきなしで炊いてみたら、さほど固くもなくおいしくいただけました。いまは以下のような条件で炊いてます。個人的にはこれでまったく問題ないのですが、私はごはんに関しては相当な固め好きなので、他の人にはちょっと固いかもしれないですね……

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  • つけおきは特にしない
  • 特別な機能はなにもない貧弱な炊飯器
  • 水の量は炊飯器に書かれている白米炊き時の分量

そして、自分で炊いてみて気付いた、玄米のもうひとつの効果。玄米って、炊いた後のボリュームが白米より断然大きいです。なんかふくらんでる。実際の量は同じでも、いつもよりたくさん食べた気にさせられます。この炊飯器は本来3合まで炊けるのですが、玄米3合は炊けないかも。